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平成19年度事業実施報告書
1.事業実施報告書(総括)について
 介護保険制度は、社会全体で高齢者を支える仕組みとして、国民の間に順調に定着してきていますが、一方で、サービス利用の大幅な伸びに伴い費用も急速に増大しており、今後とも高齢化の進展に伴い、社会保障給付については大幅に増加し、そのための保険料・税負担も大きく増大していくことが見込まれる中で、平成18年4月の介護保険制度の改正により、給付の効率化と重点化及び予防重視型システムへの転換等が行われた結果、制度が大幅に複雑化したことにより、利用者や家族に対して説明し理解を得ることが困難な状況となっています。
 また、制度の改正により軽度利用者の負担が従前より増加し、低所得者を中心として利用を手控える利用者が増加しております。
 このような状況の中で、当法人の平成19年度の事業実施内容につきましては、年度初めに発生した感染性胃腸炎により、通所介護事業所においては4月17日から22日まで、短期入所生活介護事業所においては4月30日まで休業することとなりましたが、全国社会福祉施設経営者協議会が策定した「新・アクションプラン21(社会福祉法人行動規範)」に呼応した取り組みをすすめ、役職員が一丸となり経営の合理化と効率化に努めた結果、平成19年度末において資金収支予算書を上回る実績を達成することができました。
 次に、新たな事業の取り組みといたしましては、平成18年4月の介護保険制度改正により全国的に事業が開始され、開始当初は八代市による「直営方式」により取り組まれてきましたが、平成19年4月1日より八代市の委託を受けて、当法人が実施することとなった「地域包括支援センター事業」(当事業所は、龍峯校区・太田郷校区・千丁町・昭和校区を担当)があります。
 また、当法人が提供するサービスの利用者や家族等に対して、施設や事業所において毎年実施している「利用者アンケート調査」を実施し、より一層利用者満足の高いサービスを提供するために、問題点や課題の解決に向けた取り組みを行いました。
 さらに、情報の公開につきましては、より一層情報の開示に努めるため、今年度よりホームページに特養、通所介護事業所で出される食事の写真付きの献立やレシピの掲載、ショートステイの空きベッド情報の掲載等、利用者やその家族、地域住民等に対して迅速かつ的確な情報の伝達に努めています。
 そうした中で、当法人・あさひ園が制作するホームページが、社団法人全国老人福祉施設協議会が主催する平成19年度広報コンテスト「ホームページ部門」において、「特別賞」を受賞することができましたが、平成17年度の「施設広報紙部門」における「佳作」の受賞および昨年度の「ホームページ部門」における「優秀賞」の受賞に続き、三年連続の受賞となりました。
 また、介護サービス情報の公表につきましても、平成19年9月26日に「NPO法人九州評価機構」の担当者により聞き取り調査が行われましたが、その結果が平成19年10月17日付で熊本県の専用ホームページに掲載されています。
 次に、職員の処遇については、全職員の意向を踏まえて人事考課表およびDo-CAPシートを見直すことにより、より一層個人の能力や業績が適正に反映される給与体系となるよう改善を図りました。
 その他、引き続き熊本県をはじめ医療・保健・介護・福祉関係機関との連携をより一層強化し、地域高齢者福祉の進展に努めるとともに、職員の意識改革と職務遂行能力の向上を図るため、定期的な全体職員研修会や事業別部署会議の実施、あさひ園パソコン教室の開催、新入職員を対象とした職場内研修の実施、行政や関係機関が主催する研修会への積極的な職員派遣等、職員の資質向上対策を最重要課題として取り組みました。
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